第1回:「WordPressでホームページを作る前に知っておくべき基本」
「ホームページを作りたいけれど、何から始めればいいかわからない…」そんな方のために、このシリーズでは WordPressを使ったホームページ作成の手順 を全5回にわたって詳しく解説していきます。
第1回〜第5回の記事を順番に読めば、初心者でもスムーズにホームページを作成し、運営することができるようになります。
今回の第1回では WordPressとは何か?どんなサイトが作れるのか?という基本を理解し、ホームページ作成の全体像を把握していきましょう。
1. WordPressとは?
WordPress(ワードプレス)とは、世界で最も利用されている CMS(コンテンツ管理システム) の一つです。特別なプログラミングの知識がなくても、簡単にホームページを作成・管理できるのが特徴です。
WordPressの特徴
・無料で使える(オープンソース)
・ デザイン(テーマ)や機能(プラグイン)が豊富
・ SEOに強く、検索エンジンからの集客に有利
・ 個人ブログから企業サイトまで幅広く対応
・ コードの知識がなくても運用可能
・ 豊富なコミュニティと情報量で初心者でも学びやすい
現在、世界中の 約40%のウェブサイト がWordPressで作られており、多くの企業や個人が活用しています。ブログから企業サイト、ECサイトまで、幅広く対応できる点が人気の理由です。
2. WordPressで作れるサイトの種類
WordPressは柔軟性が高く、さまざまな種類のサイトを作成できます。
① コーポレートサイト(企業ホームページ)
企業の情報を発信し、サービスや商品を紹介するためのホームページです。お問い合わせフォームやブログ機能を組み合わせることで、より充実したサイト運営が可能になります。
② ブログサイト
個人や企業が情報発信をするブログ形式のサイトです。SEO対策をしっかり行えば、検索エンジンからの流入を増やし、集客につなげることもできます。
③ ECサイト(ネットショップ)
「WooCommerce」などのプラグインを使えば、商品販売サイトを作ることができます。決済機能や在庫管理機能を導入することで、本格的なネットショップの運営も可能です。
④ ポートフォリオサイト
デザイナーやカメラマンが作品を紹介するためのサイトです。シンプルで視覚的に訴求できるデザインが求められます。
⑤ 会員制サイト・オンラインサロン
有料会員向けの限定コンテンツを提供するサイトもWordPressで作成可能です。会員制プラグインを導入することで、会員専用ページを作成できます。
このように、WordPressを使えば ほとんどのサイトが作れる というのが大きな魅力です。
3. WordPressを始めるために必要なもの
WordPressでサイトを作るには、以下の2つが必要です。
① レンタルサーバー(サイトを設置する場所)
WordPressは サーバー にインストールして使うため、まずはレンタルサーバーを契約する必要があります。おすすめのサーバーは以下の通りです。
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エックスサーバー(初心者向け、安定性◎)
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ConoHa WING(高速でコスパ良し)
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ロリポップ!(安価で個人向け)
② 独自ドメイン(インターネット上の住所)
サイトのURL(例:example.com)を取得する必要があります。
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お名前.com
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ムームードメイン
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Xserverドメイン
サーバーによっては、無料でドメインが付いてくるキャンペーンもあります。
4. WordPressのメリット・デメリット
メリット
✅ 無料で使える
✅ デザインや機能を自由にカスタマイズできる
✅ SEOに強く、検索エンジンに最適化しやすい
✅ 大規模なサイトにも対応可能
✅ 運用している人が多く、情報が豊富
✅ 豊富なプラグインを活用することで機能を拡張可能
デメリット
❌ 初期設定が必要(サーバー・ドメインの準備)
❌ プラグインの選定や更新作業が発生する
❌ 完全に無料で運用するのは難しい(サーバー代が必要)
❌ セキュリティ対策をしっかりしないと攻撃のリスクがある
まとめ
今回は、WordPressとは何か?どんなサイトが作れるのか?基本を解説しました。
● WordPressは世界中で利用されているCMS
● コーポレートサイト、ブログ、ECサイトなど多用途に使える
● サーバーとドメインを用意すれば、簡単にサイトを作成できる
● 初心者でも学びながら運用できる
次回は、「WordPressのインストールと初期設定」 について詳しく解説します!
👉 次回:「初心者でも簡単!WordPressのインストールと初期設定」