制作実績 / ECサイト制作
KOTOWA
和と洋を自由に楽しむKOTOWAのオンラインストアをShopifyでリニューアル。写真と余白でブランドの世界観を表現し、通常販売・予約販売の導線、出荷予定日の受け渡し、倉庫との在庫・注文連携、公開後の更新方法まで整えました。
- 制作内容
- ECサイト制作
- 業種
- アパレル・和装
- 対応範囲
- 情報設計・オリジナルテーマ制作・Shopify構築・予約販売機能・倉庫連携支援・ドメイン接続・運用マニュアル
- 公開時期
- 2026年10月
制作の背景と課題
KOTOWAは、「和と洋を、自由に纏う。」を掲げるアパレルブランドです。ファッションと着物にそれぞれ異なる立場から携わってきた3人が、経験と感性を持ち寄り、和装の可能性を探求しています。株式会社WAGU様より、オンラインストアのリニューアルをご依頼いただきました。
ご相談の中心にあったのは、既存のECプラットフォームと倉庫のシステムを連携できないという課題でした。ブランドの雰囲気を大切にしながら、受注から在庫確認、出荷までを倉庫とつなぎ、社内での作業負担を減らせる運用を目指してShopifyへ移行しました。
さらに、すぐにお届けする通常商品と、出荷時期の異なる予約商品を同じストアで扱う必要がありました。お客様にとっての選びやすさと、倉庫側での出荷判断の両方を整理し、デザイン・購入導線・注文情報の受け渡しを一体で設計しています。
設計・制作の工夫
写真と余白で世界観を伝え、商品へ自然につなぐ
KOTOWAの着用写真が引き立つよう、白を基調に、落ち着いた文字色と細い罫線、明朝体の見出しを組み合わせたオリジナルテーマを制作しました。装飾を重ねすぎず、コートのシルエットや素材、和装・洋装それぞれの着こなしを見ていただける余白を確保しています。
トップページは、メインビジュアル、販売区分、ブランドメッセージ、特集、商品一覧、予約販売の案内、NEWSの順に構成。写真で興味を持った方が、そのまま商品へ進めるようにしました。ABOUTではブランドの背景を伝え、商品ページでは画像、価格、サイズ、商品説明を確認できる構成にしています。
PCとスマートフォンで写真の切り取り位置を調整し、モデルの顔や服の印象が伝わる見え方に配慮しました。検索・お問い合わせの入力欄を明確にし、ご利用ガイドや各ポリシーの見出しも統一。ブランドらしい静かな見た目と、買い物に必要な情報の探しやすさを両立させています。
通常販売と予約販売を分け、出荷予定日まで渡す
「AVAILABLE NOW(すぐにお届け)」と「PRE-ORDER(予約販売)」を分け、購入前にお届け時期の違いが分かる導線を用意しました。予約受付前の案内、受付中の商品、出荷予定日の設定をそれぞれ管理できる構成です。
予約商品の判定には既存の商品タグを使い、商品に設定した出荷予定日とあわせて、注文へ識別情報を自動で付与する処理を実装しました。登録担当者が注文ごとに情報を転記する必要を減らし、倉庫側で通常注文と予約注文を区別できるようにしています。
カートでは、通常商品と予約商品の混在、出荷予定日が異なる予約商品の組み合わせ、日付が未設定の予約商品について案内を表示し、条件が整うまで購入へ進まないようにしました。お客様に表示するお届け案内と、倉庫の出荷判断に使う日付を、それぞれ適切に扱う設計です。
倉庫会社と役割を合わせ、注文・在庫・出荷をつなぐ
倉庫で利用する受注・出荷管理システム「コマースロボ」とShopifyの連携に向け、商品・SKU(色やサイズごとの品番)・在庫を照合しました。STORE LABOはShopify側の実装と確認を担当し、コマースロボ側の品番の紐づけや取り込み設定は、倉庫会社様・システム提供会社様と連携して調整しています。
テスト注文では、注文取得、出荷予定日の反映、未来日の予約注文の保留、キャンセルの反映を確認。通常注文と予約注文では追加情報の項目数が異なるため、列位置だけに依存しない、項目名に対応した値の取得方法を倉庫側で設定いただき、両方を扱えることを確認しました。
予約注文の日付が空欄の場合に倉庫側で当日の日付が入る仕様も踏まえ、通常注文を巻き込まない保留条件と、確認後に保留を解除する運用を整理しました。在庫更新・出荷実績の反映は定期実行、注文取得と新商品の品番紐づけは倉庫会社様が対応する役割分担を明確にし、公開後の運用につなげています。
サイト内の導線
- 写真とブランドメッセージでKOTOWAの世界観を知る
- AVAILABLE NOW / PRE-ORDERからお届け時期に合う商品を選ぶ
- 商品ページで写真・サイズ・価格・発送時期を確認する
- カートで注文内容を確認し、購入手続きへ進む
- 注文情報を倉庫で取得し、出荷予定日と保留条件に沿って対応する
この事例のポイント
今回のポイントは、ブランドの見せ方と、購入後の業務をつなげて考えたことです。通常商品と予約商品の違いを、画面上の案内だけで終わらせず、注文に付ける情報と倉庫での出荷判断まで一貫させました。
また、連携するサービスごとの仕様や担当範囲を整理し、確認事項を倉庫会社様へそのまま共有できる形でまとめました。関係者が同じ情報を見て進められるようにすることも、公開・運用を支える制作の一部と考えています。
ECのリニューアルでは、写真やレイアウトに加え、販売方法、在庫を管理する場所、出荷を担う方、公開後の更新担当まで確認することで、日々の業務に合ったストアをつくることができます。
お客様の声
STORE LABOに依頼する前、どんなことで困っていましたか?
既存のECのプラットフォームが倉庫と連携できず、困っていました。
サイト公開後、どんな変化がありましたか?
倉庫のOMSを利用できることで、社内での作業負担を大幅に減らせそうです。
これから制作を考えている方にSTORE LABOをおすすめするとしたら、どんな点を伝えたいですか?
細かな要望や確認事項にも真摯に向き合っていただき、終始安心してお取引を進めることができた点。
例えば、こちらの手間を考えて、倉庫へのメッセージなどもコピーアンドペーストで済むように、全て準備してくださった点など。
KOTOWA(株式会社WAGU)ご担当者様
公開後の成果・変化
2026年10月にオンラインストアを公開。独自ドメインを引き継ぎ、既存のドメインメールの送受信を確認しながら切り替えました。購入画面の送料・送料無料・クーポン、送信元メールの認証、スマートフォン表示なども確認しています。
通常商品・予約商品の取り込み、出荷予定日と保留条件について、倉庫会社様から正常に機能することをご確認いただきました。新商品を追加するときは倉庫へ連絡し、品番の紐づけと在庫反映を確認してから販売する運用も整理しています。
公開後の更新に向け、商品・予約商品の登録、トップページやABOUTの写真・文章、NEWSの追加、ガイド・ポリシーの編集、倉庫への連絡手順をまとめた画面付きの運用マニュアルを制作しました。トップの文字を変更したり、写真だけの表示に切り替えたりできるよう、管理画面からの編集にも対応しています。
あなたの事業も、一緒に