第2回:「初心者でも簡単!WordPressのインストールと初期設定」

前回の記事では、WordPressの基本や、どんな種類のサイトが作れるのかについて解説しました。今回は、実際にWordPressをインストールし、初期設定を行う方法を詳しく解説します。

これを読めば、初心者の方でも迷うことなくWordPressのインストールが完了し、サイトを作り始める準備が整います。

↓第1回目の記事はこちらから

1. WordPressをインストールする方法

wordpressをインストール

WordPressを使うためには、まずレンタルサーバーにWordPressをインストールする必要があります。多くのレンタルサーバーでは、簡単インストール機能 を提供しており、初心者でも数分でWordPressをセットアップできます。

1-1. レンタルサーバーの選択と契約

まずは、WordPressを設置するレンタルサーバーを契約しましょう。おすすめのサーバーは以下の通りです。

  • エックスサーバー(安定性が高く、多くのサイトで推奨)

  • ConoHa WING(表示速度が速く、初心者向け)

  • ロリポップ!(個人向けで安価)

  • さくらインターネット(長期運用向けでコスパが良い)

  • カゴヤ・ジャパン(法人向けで高品質)

契約後、管理画面にログインし、WordPressのインストール手順に進みます。

1-2. 簡単インストール機能を利用する

ほとんどのレンタルサーバーには「WordPress簡単インストール」機能が用意されています。

エックスサーバーでの例

  1. サーバーパネルにログイン

  2. 「WordPress簡単インストール」を選択

  3. ドメインを選択し、サイトの情報を入力(サイト名・ユーザー名・パスワードなど)

  4. 「インストール」ボタンを押して完了

  5. インストール完了後、管理画面のURLをメモしておく

  6. 設定した管理画面URL(例:https://example.com/wp-admin)にアクセス

  7. ログイン画面からWordPressの管理画面に入る

2. WordPressの初期設定

wordpressの初期設定

インストールが完了したら、まずは基本的な設定を行います。

2-1. サイトタイトルとキャッチフレーズの設定

WordPress管理画面の 「設定」→「一般」 に進み、以下を設定します。

  • サイトタイトル(サイトの名前)

  • キャッチフレーズ(サイトの簡単な説明)

  • サイトの管理者メールアドレス

  • タイムゾーンの設定(日本なら「東京」にする)

後から変更も可能ですが、適切なタイトルをつけることでSEOにも効果的です。

2-2. パーマリンクの設定

パーマリンクとは、サイトのURLの形式を決める設定です。

  1. 「設定」→「パーマリンク設定」 に進む

  2. 「投稿名」または「カスタム構造」を選択

  3. 「変更を保存」

  4. 必要に応じてリダイレクト設定を追加

デフォルトではURLが ?p=123 のような形式になっていますが、「投稿名」に変更すると https://example.com/sample-post/ というSEOに適した形になります。

2-3. 不要なデフォルトコンテンツの削除

WordPressをインストールすると、初期設定で「Hello world!」というサンプル投稿が含まれています。

  1. 「投稿」→「すべての投稿」からサンプル投稿を削除

  2. 「固定ページ」→「すべての固定ページ」から不要なページを削除

  3. 「コメント」→「すべてのコメント」からサンプルコメントを削除

これにより、サイトの管理画面が整理され、スムーズに作業が進められます。

3. WordPressを安全に運用するための初期設定

wordpressのセキュリティ

3-1. セキュリティ対策(ログインURLの変更)

WordPressは世界中で利用されているため、標準のログインURL(/wp-admin)を狙った攻撃が発生することがあります。プラグイン「WPS Hide Login」を導入すると、ログインURLを変更し、不正アクセスを防ぐことができます。

3-2. 必須プラグインのインストール

WordPressには、機能を拡張できる プラグイン という仕組みがあります。まずは最低限のプラグインを導入しましょう。

  • SEO対策:「All in One SEO」または「Yoast SEO」

  • セキュリティ強化:「Wordfence Security」または「iThemes Security」

  • バックアップ:「UpdraftPlus」または「BackWPup」

  • キャッシュ最適化:「WP Fastest Cache」または「W3 Total Cache」

プラグインは「プラグイン」→「新規追加」から検索してインストールできます。

3-3. SSL設定(HTTPS化)

SSL(Secure Sockets Layer)は、サイトの通信を暗号化し、安全にデータを送受信するための仕組みです。これにより、Googleからの評価も向上し、検索結果の順位にもプラスの影響を与えます。

多くのレンタルサーバーでは無料でSSL証明書を利用できます。「サーバー管理画面」→「SSL設定」から有効化しましょう。

まとめ

今回は、WordPressのインストールと初期設定 について解説しました。

✅ WordPressのインストールはレンタルサーバーの「簡単インストール」を利用すると簡単
✅ サイトの基本設定(タイトル・キャッチフレーズ・パーマリンク)を忘れずに設定
✅ セキュリティ対策やSSL設定を行い、安全なサイト運営を心がける
✅ 必須プラグインを導入し、サイトをより使いやすくカスタマイズ
✅ キャッシュ最適化やログインURL変更を行い、サイトの高速化とセキュリティ強化を実施

次回は、「WordPressのテーマとプラグイン設定」 について詳しく解説します!

 

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